合志市議会 > 2017-09-22 >
09月22日-06号

  • "意見書採択"(/)
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  1. 合志市議会 2017-09-22
    09月22日-06号


    取得元: 合志市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    平成29年 9月 定例会(第3回)            平成29年第3回合志市議会定例会会議録 第6号平成29年9月22日(金曜日)              ―――――――――――――――――   議事日程 第6号  平成29年9月22日(金曜日)午前10時00分開議 第1 (議員提出議案第6号)森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書」の提    出(継続審査事件)について[議会運営委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、    表決] 第2 閉会中の継続審査申し出について    ・健康福祉常任委員長「請願第1号」 第3 (議案第34号)企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関す    る法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例」から(請願第3号)教職員定数    改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係    る意見書採択の要請」まで18件について[各委員長報告、各委員長報告に対する質疑、    討論、表決]    ただし、18件の議案等の番号は、    (1)議案第34号(2)議案第35号    (3)議案第36号(4)議案第37号    (5)議案第38号(6)議案第39号    (7)議案第40号(8)議案第41号    (9)議案第42号(10)議案第43号    (11)認定第1号(12)認定第2号    (13)認定第3号(14)認定第4号    (15)認定第5号(16)認定第6号    (17)認定第7号(18)請願第3号    とする。 第4 (議員提出議案第7号)小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める    意見書」の提出について[提案理由の説明、質疑、討論、表決] 第5 (議員提出議案第8号)教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはか    るための、2018年度予算に係わる意見書」の提出について[提案理由の説明、質疑、討論    、表決] 第6 (報告第9号)平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告」につ    いて[報告書の説明、質疑] 第7 閉会中の所管事務継続調査の申し出について(総務、文教経済、健康福祉、予算決算、    議会運営の各委員長) 第8 議員の派遣について               ――――――――――――――――本日の会議に付した事件 議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書」の提出 請願第1号 熊本地震被害者の住宅再建に関する請願書 議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の       一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例 議案第35号 合志市生坪・立割老人憩の家条例の一部を改正する条例 議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号) 議案第37号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第38号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第39号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第40号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第41号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第42号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第43号 財産の無償譲渡 認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算 認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算 認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 認定第5号 平成28年度合志市下水道事業会計決算 認定第6号 平成28年度合志市水道事業会計利益の処分及び決算 認定第7号 平成28年度合志市工業用水道事業会計利益の処分及び決算 請願第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度       政府予算に係る意見書採択の要請 議員提出議案第7号 小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める意見書」           の提出 議員提出議案第8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための           、2018年度予算に係わる意見書」の提出 報告第9号 平成28年度決算に基づく健全化判断化率及び資金不足比率の報告                ――――――○――――――出席議員氏名(19人)         1番  澤 田 雄 二 君         2番  野 口 正 一 君         3番  齋 藤 正 昭 君         4番  青 山 隆 幸 君         5番  大 住 清 昭 君         6番  西 嶌 隆 博 君         7番  松 本 龍 一 君         8番  後 藤 修 一 君         9番  濱 元 幸一郎 君        10番  上 田 欣 也 君        11番  青 木 照 美 君        12番  坂 本 早 苗 君        13番  濱 口 正 曉 君        14番  神 田 公 司 君        15番  来 海 恵 子 君        16番  松 井 美津子 君        17番  池 永 幸 生 君        18番  坂 本 武 人 君        19番  吉 永 健 司 君                ――――――○――――――欠席議員氏名(なし)                ――――――○――――――説明のため出席した者の職氏名        市 長  荒 木 義 行 君        副市長  濵 田 善 也 君      会計管理者  中 村 誓 丞 君       総務部長  安 武 祐 次 君       政策部長  坂 本 政 誠 君     健康福祉部長  水 野 孝 春 君       事業部長  冨加美 尚 悟 君        教育長  惠 濃 裕 司 君       教育部長  鍬 野 文 昭 君                ――――――○――――――事務局職員出席者     議会事務局長  財 津 公 正  議会事務局次長補佐  村 上 浩 昭       議会班長  岡 本 貴 子      議会班主事  可 德  誠       議会班主事  中 村 考 智                ――――――○――――――                  午前10時00分 開議 ○議長(吉永健司君) これから会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。                ――――――○―――――― △日程第1 議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書」の提出(継続審査事件)について ○議長(吉永健司君) これから日程第1、議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書の提出についてを議題とします。 本件は、去る6月定例会において議会運営委員会に閉会中の継続審査を付託した事件です。議会運営委員長の報告を求めます。池永議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(池永幸生君) 議会運営委員長報告を行います。 平成29年6月28日(平成29年第2回定例会)において当委員会に付託され、継続審査としておりました事件の審査結果を、会議規則第112条の規定により報告します。 1 事件名、議員提出議案第6号 「森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書」の提出 2 審査の経過、平成29年第2回定例会において、議会運営委員会に付託され、委員から、諸問題を継続して調査する必要があるためとの意見があり、継続審査とするといたしておりました。その後、国会での証人召致も加計学園問題では行われ、また、森友学園問題では理事長逮捕という流れの中で、平成29年8月22日、議会運営委員会室において当委員会委員全員参加のもとで審議を行いました。 3 決定及びその理由、本件は、挙手による表決を行い賛成少数により「否決とすべきもの」と決定しました。 その理由並びに討論として、継続審査中に国会召致も行われている。また、市議会の権限で国対協議に口は出せないという反対討論と、内容はあくまで疑惑解明なので、意見書の提出が必要であり、可決すべきとの賛成討論がありました。 以上で、平成29年第2回定例会において、議会運営委員会に付託され、継続審査としていました「議員提出議案第6号」についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同賜りますようよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 議会運営委員会の審査結果は、ただいま池永委員長から報告のあったとおりです。 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 本件については質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 本件に対する委員長報告は否決ですので、まず、原案に賛成の討論を許します。上田欣也議員。 ◆10番(上田欣也君) 皆さん、おはようございます。議席番号10番、上田欣也でございます。前回、第2回定例会からの継続審査になっておりました議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書について、原案に賛成の立場から討論いたします。 委員長報告は8月22日に開かれた議会運営委員会で、十分審議された結論であることは承知しております。しかし、現実にはまだ疑惑解明にはほど遠いものがあります。また、事態も刻々と進行しております。野党による憲法53条の規定に基づく臨時国会の召集に応じないまま、ついに臨時国会開会冒頭解散の流れがでてきました。通常国会閉会後に、真摯に説明責任を果たしていく、謙虚に丁寧に国民の負託に応えると明言してきた安倍首相が、その説明責任を果たしたと言えるのか、そのことを私たちは問わなければなりません。例え内閣支持率が上昇しても、それは国民の多くが森友・加計学園問題に関して納得したことを意味しません。この問題に関して、公文書管理による行政の継続性、正当性の証明という根幹部分がいかにないがしろにされたのかを含め、国会の場で数々の疑惑の真相を明らかにすることこそが国会として果たすべき役目ではないでしょうか。国民の声、市民の声として、この意見書を送ることに今ならまだ遅すぎることはありません。 ぜひ皆様のご賛同をお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に反対の立場から討論を許します。坂本武人議員。 ◆18番(坂本武人君) おはようございます。議席18番、九思会、坂本でございます。議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書の提出に対しまして、反対の立場から討論を行います。 まずですね、この意見書は6月に出されたものですが、この経緯をおさらいをしておきたいというふうに思います。これはまず通常国会が閉会された後の6月定例会におきまして、28日最終日に提出をされたものであります。最終日に事前通告のない初めてで異例のご提案に、審査する時間がないということに加えて、国会閉会中という実情という主な理由によりまして、議会運営委員会の継続審査となり、今定例会の初日、8月22日の議運で取り扱いについて審査を行っています。 さらに、この中身、意見書の中身の趣旨について確認をしておきたいというふうに思いますが、森友・加計学園に関する一連の疑惑の真相究明のため、政府及び国会に対し、関係者といわれる方々の国会への召致を求める意見書を提出したいという内容であるというふうに思っております。その中で、審査中の議論の中で、私も含め、多くの委員の方が指摘した点についてご説明してみたいと思いますが、大きく3つであります。 まず1つ目ですね、まずもって、国会閉会中に際し、要望にある関係者の方々をどういうかたちで国会召致できるのかということ。来年の通常国会なのか、臨時国会を開いてまでということなのか、あるいは委員会による閉会中審査なのか、召致のかたちは参考人なのか証人喚問なのか等々、その具体性の欠如が1点目。 次は2点目といたしまして、議案の中で唯一具体的に要望されている関係者といわれる方々の多くは、7月10日、衆参両院で文部科学委員会及び内閣委員会による連合審査会、7月24日、衆議院予算委員会、7月25日、参議院予算委員会で行われた閉会中審査において、委員会の要求に応じて既に参考人召致がなされている経緯があるという事実が2点目。 3点目、関係者の国会召致に関しては、どなたをどういう根拠において召致するかにあたっては、国会の議員運営委員会ないし国対協議レベルの問題であることから、地方自治法第99条の規定に基づく地方議会の意見書提出の性格にそぐわないという実態があるという点が、3つ目としてあげられました。 おおよそ今申し述べました3点に意見が集約されたというふうに考えております。 つまり、本議員提出議案については、提出の手続きに不備があったことから始まり、国会の日程や動向を無視してタイミングを逸し、意見書としての鮮度が落ちていることに加え、内容に関しても残念ながら具体性の希薄な不十分な議案と言わざるを得ないという結論と相成りました。 つけ加えまして、今後予定されております臨時国会冒頭での解散と。2、3日前から報道等であっておりますが、その件につきましては、まだ正確な要素ではありませんし、この時点においての議案審議の中には重要なファクトとしては加味しておりません。 そのこともつけ加えまして、以上の理由により、本議案を否決するべきものと考えるものであります。 議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、反対討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、原案に賛成の討論を許します。坂本早苗議員。 ◆12番(坂本早苗君) おはようございます。議席番号12番、坂本早苗です。議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書について、賛成の立場で討論します。 これは、平成29年第2回定例会に提出された議案ですが、残念なことに継続審査となっていました。この間、森友学園疑惑では理事長が逮捕され、加計学園疑惑では閉会中審査で、証人召致が行われるなどの進展は見られましたが、肝心の加計理事長の証人喚問はなく、真相究明にはほど遠い状況です。森友学園疑惑では、国有地売却を巡る説明に、多くの国民は納得していません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また、加計学園疑惑では、文科省が説明すればするだけ疑惑が広がり、国民の政治不信が高まっています。その中で、衆議院解散、総選挙のニュースが流され、疑惑解明がうやむやになろうとしています。多くの住民は一日も早い真相究明を求めています。住民の声を国に届ける意見書を提出することは、議員の責務だと考えています。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 暫時休憩いたします。                  午前10時14分 休憩                  午前10時42分 再開 ○議長(吉永健司君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 ◆17番(池永幸生君) 動議。 ○議長(吉永健司君) ただいま池永議員のほうから動議が提出されました。                 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ◆17番(池永幸生君) ただいま、坂本早苗議員の発言は不穏当と認めますから、記録を調査の上、議長において発言の取消しを命ざられんことを要求いたします。 ○議長(吉永健司君) ただいま池永議員から、坂本早苗議員の発言は不穏当と認められるから、記録を調査のうえ、議長において発言の取消しを命じられたいとの要求がありました。議長においても不穏当と認めますから、発言の取消しを命じます。後刻、記録を調査のうえ、措置することにいたします。 以上で、通告による討論は終わりました。 これで議員提出議案第6号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第6号 森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見書の提出についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は否決です。したがって原案について採決します。 本件を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立少数です。 したがって、議員提出議案第6号は否決されました。                ――――――○―――――― △日程第2 閉会中の継続審査申し出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第2、閉会中の継続審査申し出についてを議題とします。 本件につきましては、去る6月の定例会において、健康福祉常任委員会に閉会中の継続審査を付託した請願第1号について、会議規則第113条の規定に基づき先に配付しています申出書のとおり、委員長から引き続き閉会中の継続審査としたいと申し出がされています。 お諮りします。健康福祉常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、健康福祉常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。                ――――――○―――――― △日程第3 議案第34号から請願第3号まで ○議長(吉永健司君) これから、日程第3、議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例から、請願第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請まで、18件についてを一括して議題とします。               ―――――――――――――――― 議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例 議案第35号 合志市生坪・立割老人憩の家条例の一部を改正する条例 議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号) 議案第37号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第38号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第39号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第40号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第41号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第42号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 議案第43号 財産の無償譲渡 認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算 認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算 認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 認定第5号 平成28年度合志市下水道事業会計決算 認定第6号 平成28年度合志市水道事業会計利益の処分及び決算 認定第7号 平成28年度合志市工業用水道事業会計利益の処分及び決算 請願第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請               ―――――――――――――――― ○議長(吉永健司君) ただいま議題といたしました18件は、各常任委員会に付託した事件です。各常任委員会から、委員会審査報告書が提出されています。これから各常任委員会における審査、調査の経過及び結果について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、松井総務常任委員長。 ◎総務常任委員長(松井美津子君) おはようございます。16番、公明党の松井美津子でございます。 平成29年第3回定例会総務常任委員長報告をいたします。 平成29年8月30日(平成29年第3回定例会)において、総務常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております総務常任委員会審査報告書のとおりです。 審査の経過としましては、9月4日、5日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において論議された主なものを報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例 本件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 議案第43号 財産の無償譲渡 本件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告いたします。 議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例 委員より、「この条例の一部改正によって、具体的なメリットはどのようなものがあるか」との質疑に対して、執行部より、「基本的内容は変わらないが、観光文化等新たな産業の取り組みができるようになるというメリットがある」との答弁がありました。 議案第43号 財産の無償譲渡 委員より、「昨年と比べて発電に係る合志市の配当額は伸びているのか」との質疑に対して、執行部より、「伸びてはいない」との答弁がありました。 以上、平成29年度第3回定例会において総務常任委員会に付託された、議案2件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、後藤文教経済常任委員長。 ◎文教経済常任委員長(後藤修一君) 皆さん、おはようございます。議席番号8番、九思会の後藤修一です。 平成29年第3回定例会文教経済常任委員長報告をいたします。 平成29年8月30日(平成29年第3回定例会)において、文教経済常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「文教経済常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過といたしまして、9月1日、4日、5日、6日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託された事件の審査結果と審査の過程において議論されました主なものをご報告いたします。 まず、審査結果につきましては、 議案第35号 合志市生坪・立割老人憩の家条例の一部を改正する条例 議案第40号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第41号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第1号) 議案第42号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 認定第5号 平成28年度合志市下水道事業会計決算 認定第6号 平成28年度合志市水道事業会計利益の処分及び決算 認定第7号 平成28年度合志市工業用水道事業会計利益の処分及び決算 請願第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請 以上の8件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」及び「原案を認定すべきもの」並びに「採択すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議されました主なものを報告いたします。 議案第35号 合志市生坪・立割老人憩の家条例の一部を改正する条例 委員より、「当該施設の状況はどうなっているのか」との質疑に対して、執行部より、「同区の老人会を構成する方々の高齢化により利用者も減少し、また、当該施設の耐用年数が過ぎ、熊本地震により壁にひびが入って入ることから、改修や建てかえではなく解体撤去の結論に至った」との答弁がありました。 議案第40号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第1号) 委員より、「下水道事業収益・国庫補助金の増額に関し、補助金の対象件数は1件なのか」との質疑に対して、執行部より、「くみ取り便所を水洗化設備整備費用に対する市補助金額が国庫補助金の対象となるものであり、年間3~4件を見込んでいる」との答弁がありました。 議案第41号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第1号) 委員より、「増額する補正予算の添付資料に関し、予定キャッシュフロー計算書を添付しているが必要なのか」との質疑に対して、執行部より、「一般会計と異なり、企業会計は添付が必要である」との答弁がありました。 認定第5号 平成28年度合志市下水道事業会計決算 委員より、「管渠費の工事請負費に関し、災害復旧費はどれくらいなのか。災害の補助金対象工事にはならなかったのか」との質疑に対して、執行部より、「下水道管路箇所の舗装復旧工事で約5,600万円になり、災害の補助金対象の工事にはならなかった」との答弁がありました。 認定第6号 平成28年度合志市水道事業会計利益の処分及び決算 委員より、「営業外収益の雑収益に関し、内容はどういうものなのか」との質疑に対して、執行部より、「みずき台の開発時に配水池施設の建設予定用地を譲り受けたもので、当該用地を駐車場として貸し付けて収益を得ている。面積は586平方メートルである」との答弁がありました。 認定第7号 平成28年度合志市工業用水道事業会計利益の処分及び決算 委員より、「資本的支出営業設備費の委託料に関し、総合行政システム改修は全体で行ったのか。工業用水道事業単体で行ったのか」との質疑に対して、執行部より、「工業用水道単体の改修である。既に稼働している上下水道料金システムに工業用水道業務分を追加したもの」との答弁がありました。 請願第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請について 委員より、「願意はもっともであり採択すべきだと思う。しかし、これはあくまで国に対して要望していくとの文言をつけ加えたかたちで採択したい」との意見がありました。 以上で、平成29年第3回定例会において、文教経済常任委員会に付託された議案4件、認定3件、請願1件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同いただきますようお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、西嶌健康福祉常任委員長。 ◎健康福祉常任委員長(西嶌隆博君) おはようございます。6番、九思会、西嶌です。 平成29年8月30日において、健康福祉常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告します。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「健康福祉常任委員会審査報告書」のとおりです。 審査の経過といたしましては、9月1日、4日、5日に委員会を開催し、執行部から詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました。 付託されました事件の審査結果と審査の過程におきまして議論された主なものを報告します。 まず、審査の結果につきましては、 議案第37号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第38号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第39号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 以上の3件は、内容を妥当なものと認め、全会一致で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算 認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 以上3件は、挙手による採決の結果、賛成多数で「原案を認定すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、審査の過程で論議された主なものを報告します。 議案第38号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第1号) 委員より、「合志市の非常勤専門職の賃金は安いため、募集しても人が来ないのではないか。必要な人員には賃金を上げる必要があると思うが、どのように考えるか」との質疑に対して、執行部より、「近隣の状況を確認し、格差があれば人事部局とも協議していきたい」との答弁がありました。 認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 委員より、「訪問指導事業について事業の内容を教えてほしい」との質疑に対して、執行部より、「保健師及び非常勤職員にて、特定健診未受診者対策及び健診受診者の中で、検査項目が特定保健指導の対象となる人へ指導を行っている」との答弁がありました。 反対討論として、「法定外繰り入れを行い、積み立てられた4億1,000万円の基金を活用し、保険税の引き下げを進めていくべきだと考えるため反対である」との討論がありました。 賛成討論として、「国保財政が厳しい時に使う基金だと思っているので賛成である」と討論がありました。 認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算 委員より、「平成28年度から総合事業が始まったことにより、要支援1・2の人に新たに合志市独自のサービスができたのか」との質疑に対して、執行部より、「短期集中型デイサービス(通所C)、リハビリ専門職の訪問サービス(訪問C)、通所C卒業後に通い体力・筋力を維持するためのデイサービス(通所A)、サポーターによる身体介助を伴わない訪問サービス(訪問A)は、新たに平成28年度から構築したサービスになる。介護認定がなくても、チェックリストを用いて自立を目指したサービスが利用することができるようになった」との答弁がありました。 反対討論として、「国庫負担の割合を増やして安心して介護が受けられるような制度設計を進めていくべきと思うので反対である」との討論がありました。 賛成討論として、「保険料は、所得に応じて11段階に分かれており、低所得の方への軽減もあり、また、本市は要支援の方にも独自の施策もしっかりとやってきているので賛成である」との討論がありました。 認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算 委員より、「後期高齢者医療の資格証明書の発行件数はどれくらいか」との質疑に対して、執行部より、「熊本県内では資格証明書を発行していない。過年度分の滞納がある人には、短期保証書を20人程度発行している」との答弁がありました。 反対討論として、「高齢者に負担を強いる今の社会保障制度について異議があるので反対である」との討論がありました。 賛成討論として、「高齢者の方を含め、国民・市民全員で社会保障制度は支えていくべきものであるため賛成である」との討論がありました。  以上で、平成29年第3回定例会において健康福祉常任委員会に付託された議案3件、認定3件についての委員会審査報告を終わります。 議員の皆様には、委員会の決定どおりご賛同お願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 次に、坂本武人予算決算常任委員長。 ◎予算決算常任委員長(坂本武人君) 平成29年第3回定例会予算決算常任委員長報告を行います。 平成29年8月30日におきまして、予算決算常任委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第112条の規定により報告いたします。 本委員会に付託された事件名、議決の結果及びその理由につきましては、お手元に配付しております「予算決算常任委員会審査報告書」のとおりであります。 付託された事件の審査経過や審査結果などについてご報告いたします。 まず、付託された事件は次の2件です。 議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号) 認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算 続きまして、審査経過及び総括質疑などについて、主なものを報告いたします。 平成29年8月31日 予算決算常任委員会(全体会) 質疑及び分科会を設置し、付託事件の審査を行うこととした。 平成29年9月1日から9月6日 予算決算常任委員会(各分科会) 3分科会による審査を行った。 平成29年9月11日 予算決算常任委員会(全大会) 分科会長報告、自由討議により分科会長報告に対する質疑及び総括質疑事項の選定を、事務事業マネージメントシートを今回初めて委員会の審査基準に用いて行った。 平成29年9月14日 予算決算常任委員会(全大会) 執行部に対して行った総括質疑の内容については次のとおりです。 (1)実質収支(不用額)の取り扱いについて 質疑内容 ・不用額増加の要因分析及び予算の適正執行の認識 ・低執行率事業の決算時における議会への説明に係る、一律基準の必要性の確認 ・実質収支額繰り入れにおける、基金の特定目的化の有効性及び健全性の有無の確認 答弁要旨 不用額の割合が上昇した要因については、福祉分野の保育事業関連や生活保護事業の通常事業のほか、熊本地震による給付・補助事業が大きくなっており、いずれも特有な事情で減額判断が困難であったと分析しているが、それ以外のものについては、予算計上・執行の適正を求めていきたい。 また、議会審査に際しては、執行率に基準を設け、一定以下の事業については一律説明を行えるようにしていきたい。 実質収支額のうち規定による基金の繰り入れに関しては、公共施設総合管理計画をもとに各施設への充当が必要なため、目的基金(公共施設整備基金等)への積立も有効だと認識している。したがって、地方自治法第233条の2ただし書き規定による基金繰入方法も含め検討したい。 (2)市バスの維持管理事業について 質疑内容 ・当該事業の28年度の実績、近年傾向及び行政評価において、低貢献度にとどまる要因の確認 ・利用基準の確認及び利用偏在解消に関する認識 ・前述したもの及びバスの買いかえ更新等の要素も踏まえ、本事業の検証、総括並びに見直しの必要性の認識の有無 答弁要旨 市バスの維持管理事業について、貢献度評価が28年度低かった要因は、熊本地震の影響によるものだと考えるが、近年傾向としても少しずつ利用減少の状況にある。 今後に関しては、2台のバスの耐用年数もあるが、使用が可能な限り存続をする一方、利用減少やバスの更新に鑑み、方向性を決めていく時期にもきている。事業縮小を検討する場合は、利用者への説明及び理解を得ていく作業が必要と考える。 (3)生涯学習講座開催事業について 質疑内容 ・貢献度評価において成果実績の低下要因及び近年傾向の確認 ・熊本地震からの施設復旧に際し、他所管の類似事業との合理化の有効性及び必要性の有無の確認 答弁要旨 本事業の成果実績低下の要因は、熊本地震発災により、28年度前期講座を断念、後期のみの開催となったことによるが、それ以前の傾向としては、利用は増えている状況である。 今後は、熊本地震からの施設復旧に際し、他部署所管の講座の中で「対象」「意図」など生涯学習講座開催の目的と合致する講座があれば、統合によるスケールメリットが有効な場合、類似する事業の合理化も必要と考える。対象となる事業の確認を急ぎたい。 (4)養生園施設整備負担金事業について 質疑内容 ・行政評価において低貢献度にとどまる要因及び近年傾向の確認 ・28年度の養生園利用実績(合志市)と近年傾向及び他構成自治体との比較 ・前述を踏まえた費用対効果の分析に基づく、今後の利用促進に向けた対応策の有無の確認 ・負担金割合による傾向予測及び算出基準の妥当性の認識 答弁要旨 養生園の28年度利用実績は、外来受診で延べ4,920人、うち合志市民は194人、特定健診等、一般診療以外の総数は2万8,596人で、うち合志市民は7,362人となっている。 近年傾向としては、常勤医師2名体制が確保できたことにより、外来・健診受診ともに受診車窓数は伸びているが、合志市民の受診者数は横ばいの状況である。 利用促進策として、合志市、菊池市及び養生園共同で現状分析に伴う受診率向上を目指した健診未受診者対策等を検討するプロジェクトチームを立ち上げたことに加え、同時に病院受診が必要と判断された方へ組合との連携による訪問指導を行い外来受診の増加につなげたい。 また、負担金割合については、現在「菊池養生園保健組合規約」に基づき平均割25%、人口割75%の算出基準で菊池市と分担している。今後の予測として、菊池市の人口減、合志市の人口増により本市の負担割合は一層増加することが予測されるが、現時点では、構成市の合意のもと、「菊池養生園保健組合規約」に基づく支出について算出基準は妥当であると考える。 審査結果につきましては、 議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号) 本件は、反対討論及び賛成討論がそれぞれ行われ、起立による表決の結果、賛成多数で「原案を可決すべきもの」と決定いたしました。 認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算 本件は、反対討論及び賛成討論がそれぞれ行われ、起立による表決の結果、賛成多数で「原案を認定すべきもの」と決定いたしました。 以上で、平成29年第3回定例会において予算決算常任委員会に付託された議案1件、認定1件についての委員会審査報告を終わります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおりご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉永健司君) 以上で、委員長報告が終了しました。 これから、各委員長報告に対する質疑を行います。 各委員長報告に対する質疑の通告はありませんので、これで委員長報告に対する質疑を終了いたします。 これから討論を行います。 まず、議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について、反対の立場から討論を行います。 今回の関係条例の整理は、上位法の改正によるものです。私は今回の改正された法律そのものが、問題点を含んだものであることを指摘したいと思います。 今回の改正による支援対象は、全国の圧倒的多数の地域中小企業、小規模事業者以外のわずか2,000社にすぎません。ひと握りの稼ぐ力のある中核企業が伸びれば、地域全体が潤うということが前提となったものとなっています。圧倒的多数の中小零細企業の支援策の抜本的な拡充こそ必要です。 また、今回の改正では、地域経済牽引企業が自治体に対して、条例やルールの改定も含めて要求ができること、また地方自治体が作成する基本計画に公共データの民間公開をすることを盛り込むことができるとしています。この公共データには個人情報も含まれます。この点だけでも非常に問題点の含まれた法律であると考えます。私はひと握りの企業が潤えば、地域全体も潤うというのは幻想だと思います。真に地域経済を発展させるためには、圧倒的多数の地域中小企業、小規模事業者への支援策を抜本的に拡充し、内発的持続的な発展につながる地域循環、振興策へと根本的に転換をすることが必要だと考えます。 よって、議案第34号について反対をするものです。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。野口正一議員。 ◆2番(野口正一君) おはようございます。2番、九思会、野口正一です。議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、賛成の立場で討論を行います。 本件について、執行部より、「基本的内容は変わらない。観光文化と新たな産業の取り組みができるようになるというメリットがある」との答弁がありました。今後も合志市の事業促進による地域の成長発展のために賛成するものであります。 議員各位におかれましては、委員会決定を尊重していただき、ご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第34号の討論を終わります。 次に、議案第35号 合志市生坪・立割老人憩の家条例の一部を改正する条例について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第35号の討論を終わります。 次に、議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)につきまして、反対の立場から討論を行います。 反対の主な理由は、マイナンバー関連のシステム改修費の支出であります。マイナンバーカードへの旧姓併記に係るシステム改修費用、また重度心身障害者医療費助成での番号制度における独自利用のための改修費用が計上をされています。私はこれまでも情報漏えいなどのマイナンバー制度の危険性を指摘してきました。今回の補正は、このマイナンバー制度の利用拡大を進めるシステム改修を行うものであり、認めるわけにはいきません。 よって、議案第36号について反対をいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。青山隆幸議員。 ◆4番(青山隆幸君) 4番、九思会、青山でございます。議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)について、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。 反対討論がありました福祉課関係の番号制度(マイナンバー制度)における独自利用分の情報連携対応及び福祉医療システム改修につきまして、重度心身障害者等の医療費助成にあたりましては、申請者の所得を確認する必要があります。転居者など本市に課税情報がない場合には、申請者本人が前住所より所得証明書を取得し、申請書に添付する必要がありましたが、今回の改修により、所得証明の添付を要しないという申請者にとって負担軽減となるものであります。 よって、妥当なものであると考えますので、委員長報告に賛成いたします。 議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論を行います。 先ほども出ましたように、総務費国庫補助金の社会保障・税番号制度システム、ここには反対討論の中で3つほどあげておりますが、社会保障・税番号制度システム整備補助金、番号制度システム改修委託、同じく障害者福祉費の中の番号制度システムの委託料について反対をします。 この番号制度システムについては、昨年度の決算の中でも出てきますが、強靭化するということで、もう常にセキュリティに対しての対応をしていかなければなりません。その背景というのは、まさにシステムの脆弱性、あるいは不正などのマイナンバーに対するリスクに対する対応を常に行っていかなければならない。いわゆる情報セキュリティの対応というのが非常な困難な状況の中で、毎年膨大なお金をつぎ込まなければならないということです。現実には多くの自治体では、マイナンバー制度に対するセキュリティ対応というのは頭を抱えているのが現状です。これは幾度となく申し上げてきましたが、既に番号制度を導入している韓国では、不正アクセスによる番号の流出や盗用による被害が多発しております。また、アメリカでも社会保障番号の不正取得によるなりすまし犯罪の損害が年間500億ドル、約5兆円近くにあがったとの政府調査もあっており、このシステムは住基ネット同様、役に立たないシステムであり、利便性の裏に極めて脆弱なシステムが隠れており、非常に危険なシステムだというふうに思います。 さらに、予算書の後半にもありますが、商工費の中の商工振興費、総合健康センター施設・設備調査委託50万円に反対をいたします。総合健康センターユーパレス弁天は16年目を迎えており、施設の老朽化が課題にはなっていますが、実は平成25年度に3億5,000万円をかけて改修を行ったばかりであり、合志市が維持管理、運営をすることは限界だというふうに思っており、この施設の売却を含めた新たな検討を強く求めておきます。 以上の理由から、議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)について反対をいたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。齋藤正昭議員。 ◆3番(齋藤正昭君) 議席番号3番、齋藤正昭です。議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)につきまして、賛成の立場から討論を行います。 マイナンバー制度が対象としている分野は、一つ社会保障、二つ目が税、三つ目が災害対策というふうにされております。今回のマイナンバー制度関連の予算につきましては、社会保障やサービスを充実させるためのものであり、制度の導入目的である公平公正な社会の実現、それから国民の利便性の向上、3点目の行政の効率化、これらに沿って進められているものであり賛成するものであります。 反対討論で懸念されております国民のプライバシーが侵害される危険性、それから個人情報の流出や漏えいのリスク、そういったものがありますが、デメリットの全くない制度というものは世の中にはほとんど存在しないと思います。メリットとデメリット、両方の面をしっかり認識し、運用をしっかりチェックしていくことが当然必要であると思っております。 また、総合健康センター施設・設備調査委託料の予算につきましては、指定管理者と管理契約に基づくものでありまして、適正な予算措置と認められます。 つきましては、議員各位におかれましては委員長報告を尊重いただき、ご賛同方よろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、議案第36号の討論を終わります。 次に、議案第37号 平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第37号の討論を終わります。 次に、議案第38号 平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第38号の討論を終わります。 次に、議案第39号 平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第39号の討論を終わります。 次に、議案第40号 平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第1号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第40号の討論を終わります。 次に、議案第41号 平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第1号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第41号の討論を終わります。 次に、議案第42号 平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第42号の討論を終わります。 次に、議案第43号 財産の無償譲渡について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議案第43号の討論を終わります。 次に、認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算につきまして、反対の立場から討論を行います。 昨年の熊本地震では、合志市も甚大な被害を受けました。改めて、市長を先頭に震災直後から現在まで復旧・復興のために尽力をされている市職員の皆さんに敬意を表します。今回の決算では、復旧・復興のための費用も多額に上っております。膨大な住宅被害が発生し、市民の皆さんの生活も大変厳しいものとなっています。復旧・復興のために支出をされた自治体の予算は、本来痛めつけられた市民の皆さんの暮らしの応援にこそ使われるべきものであります。改めて、国に対して復旧・復興の費用については、自治体負担を実質ゼロとする特別措置法の制定を求めていただきたいと思います。28年度、合志市が熊本地震により被災をした市内の住宅または店舗の復旧工事費用の一部を助成する合志市災害復興商品券事業を、県内でもいち早く実施をしたこと、子供の医療費無料化を中学3年生まで現物給付方式で拡大をしたことは高く評価をできるものであります。引き続き、被災者支援の拡充を求めるとともに、子供の医療費無料化につきましては、市内だけではなくて市外での医療費窓口無料化へと拡充することを求めておきたいと思います。 しかし、今回の決算には多くの問題点が含まれています。私は主に3点について問題点を指摘し討論をいたします。 一つは、マイナンバー関連のシステム改修の費用についてです。先ほどの補正予算の討論でも述べましたが、このマイナンバー制度の危険性を一貫して指摘をしてきました。今回の決算についても反対をいたします。 二つ目は、同和行政の支出についてであります。特に部落解放同盟合志市支部、全日本同和会合志支部への補助金支出について反対をいたします。私は毎回の予算、決算の時に、反対討論で取り上げなければならないことを非常に残念に思います。28年度の補助金支出につきましても改善点は見られません。今回の決算では、部落解放同盟合志市支部に513万9,000円、全日本同和会合志支部に108万2,000円の補助金支出が行われております。組織内の会議や集会に参加したときの日当が大半であり、民間団体の役員報酬まで市民の税金を原資とした補助金から支出をされていることは、私は問題であると思います。こうした支出が市民の理解を得られるとは思えません。このような支出は、部落差別を逆に固定化させるものであり認めることはできません。部落差別を解決するためにも、特定の同和団体への特別扱いは、もうやめるべきであると考えます。 主な反対の理由の三つ目は、合志市が平成31年度全面実施に向けて小中一貫教育を推進していることであります。平成28年度には、小中一貫教育導入に向けた学校研究指定校補助金が支出をされています。小中一貫教育につきましては、専門家からも小学校5、6年生の活躍の場、リーダーシップの消失、前倒しの詰めこみカリキュラムと行政による教育内容への不当な支配への危険性が指摘をされております。また、私は昨年12月議会、一般質問の中で、小中一貫教育の効果の柱の一つとされている中1ギャップに対する執行部の認識を問う中で述べましたが、この小中一貫教育を制度化する学校教育法の改正の際の国会での参考人質疑の中では、むしろ小中一貫校の法制化は、中学校文化が小学校に前倒しされることで、競争的、管理的な学校生活となり、いじめや不登校の悪化を招きかねないという指摘があって、小中一貫教育には思いもかけないようなデメリットが生じることもあり得るんだということを述べました。その後の教育委員会の議会での説明を聞いていましても、この疑問は一向に解消されておりません。私は何よりも、合志市教育委員会がこの小中一貫教育が優れたものであるという前提で推し進めるのはよくないと考えます。小中一貫教育導入につきましては、中止を含めて再考を求めるものであります。教育環境の整備を民間にゆだねるPFI事業についても厳しく反対をいたします。 以上、問題点を指摘して反対討論とします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。松本龍一議員。 ◆7番(松本龍一君) 7番、九思会、松本です。私は認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論を行います。 小中一貫教育ということについて討論したいと思います。 まず、子供たちの健全な育成ということを考えた場合、大きく分けて二つの方向性が考えられると思います。一つは、家庭・学校・地域といった子供の生活環境というべき横のつながりであります。もう一つは、子供の年齢、発達段階において所属する施設等の縦のつながりであります。後者の縦のつながりは言うまでもなく、幼稚園・保育園・小学校・中学校のことであります。子供に何か問題が発生した場合、現時点での対応をするだけではなく、振り返って前段階で何かやっておくべきことがなかったかといった反省が出てくる中で、幼保小中の連携が必要であることが認識され、また取り組みもなされてきたところであります。小中一貫教育はそういった認識や、積み重ねの上に立って実施されるものであります。小中を通した教育方針の一本化、異年齢の子供の交流、また先生方の交流や情報交換といったことができることは、大きなメリットだと考えられます。しかし、形をつくったからといってうまくいくものではありません。その機能を活用し効果を得るには、現場の先生、職員の方々の理解と努力が肝要であると考えます。そのため今後教育委員会を中心に、しっかりと取り組んでいただきますことを要望しまして、賛成討論といたします。 皆さんのご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算の認定に際しまして、反対の立場から討論を行います。 昨年の4月、2度の震度7を記録した熊本地震で、合志市も市民の生命と財産を守るため、現在まで対応されてきたことについては心から敬意を表し、これを前提としながら討論を、考えを述べていきたいというふうに思います。 まず、説明資料の決算書の34ページから35、説明資料の2-19ですけども、市民課、住民基本台帳事務事業負担金補助及び交付金の通知カード・個人番号カード再発行関連事業の委託に係る交付金912万3,800円に反対をいたします。同様に、企画課関係の社会保障・税番号制度推進事業38万3,700円にも反対をいたします。 さらに、企画課関係の電算システムの運用事業の中の、個人番号システム構築に係る委託料の自治体情報システム強靭化構築委託967万6,000円、工事請負費280万8,000円に反対をいたします。 この税番号制度システム、マイナンバー制度への反対の理由については、平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)の中で述べておりますので省略をいたします。 さらに、決算書の59~60ページ、説明資料の3-10、商工振興課関係ですけども、総合健康センター施設維持管理費2,573万9,790円に反対します。これも先ほどの平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)の反対討論でも述べましたように、まさに実情としては湯水のようなユーパレス弁天への支出が続いており、熊本地震の関係で昨年はさらに支出が増えているというのが実情です。 次に、決算書の44ページ、説明資料の5-2、高齢者支援課関係の後期高齢者保健事業1,086万7,434円、同じく後期高齢者医療負担金繰出金事業6億4,042万1,174円に反対をいたします。これについては、後期高齢者の医療制度そのものに対する反対の立場から反対を表明いたします。 そして最後ですが、学校教育課関係について反対をします。一つは、フッ化洗口事業の733万3,250円です。フッ化洗口事業は、多忙化している学校現場をさらにいっそう多忙化させており、フッ化事業の効果も賛否が分かれており、費用対効果も分かれており、改めてこの事業についても反対を表明いたします。 以上の理由で、認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算の認定については反対を表明いたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。澤田雄二議員。 ◆1番(澤田雄二君) 1番、九思会、澤田でございます。認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論いたします。 先ほど討論のありました同和行政でございますが、人間が人間らしく生きる権利は、私たちが生まれながらに持っている権利と言えますが、人権は最初から守られていたわけではなく、長い年月をかけ多くの試練を乗り越えて守り続けるものではないかと思います。同和問題につきましては、同和対策審議会答申でも示されていますように、その解決は国民的な課題であり、国の責務であります。行政は問題解決のため長年取り組んでおり、私たち一人ひとりも真剣に取り組んでいかなければなりません。今後、社会がどのように変化していくかはわかりませんが、この問題を放置しておけば、社会が変化することによって自然と解決するということは考えられません。人類普遍の原理である人間の自由と平等、基本的人権にかかわる課題を未解決に放置することは許されることではございません。子供たちに正しい知識と差別を許さない心、差別に立ち向かう姿勢を育てることは、今後全ての子供たちの明るい未来を築いていくことにつながり、また問題解決のために運動団体と連携し、支援することは必要であり、その歳出は妥当であります。 平成28年度は熊本地震という大変大きい災害に見舞われました。そして、合志市の復旧・復興元年ということになり、ハードスケジュール、ハードワークの中に、合志市一般会計は適正に執行されているものと認められます。 よって、認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成するものであります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。大住清昭議員。 ◆5番(大住清昭君) 5番、大住です。認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 説明資料の、決算説明資料の12ページの合志庁舎増築事業で、合志庁舎増築設計業務委託料1,913万4,000円が支出をされておりますが、私は市民の理解が不十分な合志庁舎の増築工事は認められないと、当初予算にも反対をしてきました。西合志庁舎のほとんどの業務が合志庁舎に一本化されることは、実質的な本庁式への移行であります。そして、そのことを市民の皆さんが十分理解をしておられませんので、私は合志庁舎増築事業に反対であり、その設計業務委託料の支出は容認できません。 よって、認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算の認定に反対をいたします。 議員の皆さんのご賛同をお願いし、私の反対討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。齋藤正昭議員。 ◆3番(齋藤正昭君) 3番、齋藤正昭です。認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場から討論を行います。 反対討論のありましたマイナンバー関係の予算、また総合健康センター施設維持管理事業、それから後期高齢者医療費負担、それからまた今ありました合志庁舎増築設計業務委託予算の執行につきましては、目的に沿って適正な予算の執行がなされており、委員長報告のとおりであります。 したがいまして、議員各位におかれましては、予算決算常任委員会決定を尊重いただき、ご賛同方よろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、認定第1号の討論を終わります。 次に、認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場から討論を行います。 安倍政権の貧困と格差を広げる政治に、多くの市民が苦しめられています。特に年金生活や失業者、非正規で働く人たちが多くを加入している国民健康保険の高すぎる税の問題は深刻であります。所得の低下、年金削減、若者の非正規化など、市民の皆さんの暮らしがますます厳しくなる中で、この国保税の負担は限界を超えるものとなっております。年間所得が200万円の4人家族で、税額が約40万円。所得の2割にものぼる国保税の負担について、皆さんはどのように認識をされているでしょうか。仕方がないとお思いでしょうか。私は国保税の負担は限界を超えており、今こそ国民健康保険税を引き下げることが求められていると思います。さらなる一般会計からの法定外繰入が必要だったのではないでしょうか。高すぎる国保税を市民に押しつける一方で、合志市は保険税の増税を国保財政調整基金の積立を着実に行い、今では4億1,000万円に達しております。ため込む予算があるのならば、真っ先に負担軽減に努めるべきであります。来年度から国保は都道府県化に移行されます。しかし、保険税率を決定するのは合志市であります。私は引き続き一般会計からの法定外繰入を継続するとともに、これまで積み立ててきた国保基金も活用をして、来年度からの国保税の引き下げを行うことを強く求め、反対討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。来海恵子議員。 ◆15番(来海恵子君) 15番、九思会、来海恵子です。認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場から討論します。 4億1,000万円の調整基金を使い、国保の軽減をするべきとの意見ですが、基金を積み立てている市町村は県内でも少なく、これができたのも前回の値上げから法定外繰入を行っているからです。法定外繰入を行っているのはすべての自治体ではありません。担当課の見解として、来年度から共同運営になったときには、しばらくは法定外繰り入れを行い、また、積み立てている調整基金を使い、国保税の値上げを少しでも遅らせる方針だそうです。反対討論にあるように、国保税の負担は重いのは事実です。合志市では、平成28年度6月現在で国保利用者が1万3,030人で、そのうち7割、5割、2割の軽減をされている方が約53.9%です。国保税の負担が重くて滞納をしているとの相談を受けたなら、担当課に同行されて分納の相談をされるとか、払える額で分納できますし、交通手段がない場合は、その方の家まで担当者が出向き相談にのっています。分納をされることで、相談者も心配なく国保が使え、負担も少しずつではありますが減ってきます。それが税の公平性ではないでしょうか。既に議会からは平成23年第3回定例会において、国に対して国民健康保険の国庫負担割合の改善を求める意見書も提出しています。 議員皆様の賛同をお願いして、賛成討論を終わります。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論を行います。 先ほど来、出てますように、この国保についてはいわゆる国の公費抑制型の医療というふうに目指す中で、国保の負担の割合が減らされ、極めて各自治体でも厳しい運営が続いております。さらにこの認定の際に、この制度をよく見てみますと、極めて国保制度というのが難解なものになっており、制度として非常に問題である後期高齢者医療制度への支援金が6億8,000万余り入っており、また後期高齢者の関係事務の拠出もこの中から行われております。政府の公的な医療の、これは介護保険制度とも関連してきますが、抑制の中で、自治体が抱え、そして貧富の格差の中での市民の医療費への負担は限界にきているというふうに思いますので、国への負担割合あるいは一般会計からの繰り入れを行う中で、国保会計を適正に運用されることを要望しまして、この認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算については反対を表明したいと思います。 議員各位のご賛同よろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、認定第2号の討論を終わります。 ここで暫時休憩します。                  午前11時54分 休憩                  午後1時00分 再開 ○議長(吉永健司君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場から討論を行います。 介護保険法が成立してから今年で20年となります。私は今議会の一般質問でも述べましたが、介護保険は社会保険と言いながら、負担なくして給付なしという保険原理を肥大化させ、要介護認定や保険給付の上限設定を始めとするさまざまな給付抑制策を組み入れたほか、利用者、事業所の契約を前提とした現金給付主義方式、定率1割の応益負担制、国庫負担の切り下げ、在宅事業への営利企業の参入容認など、利用者、高齢者にとってみれば、必要十分な介護サービスの利用を阻む仕組みを最初から組み込んで設計をされました。2000年の施行後は、見直しのたびごとに給付抑制、負担増が実施に移され、一連の改革の経過の中で当初掲げられた介護の社会化の理念は、介護の家族化へ、介護の営利、市場化による介護の商品化が進み、保険あって介護なしという厳しい状況に高齢者が追い込まれている状況です。28年度におきましては、法改正のために一定所得にある方々のサービス利用料の2割負担の導入、特別養護老人ホームの入所要件を要介護3以上とするなど、市民の介護をめぐる状況をさらに悪化をさせることになりました。一般質問でも明らかにしましたように、利用料が2割負担となった人たちの、その後の利用抑制が行われています。2割負担となった対象者の方々、要介護度が変わらないか、要介護度が引き上がった人たちの中でも、2割近くの方々がサービスを控えるという結果となりました。これはまさに今回の改正が高齢者の皆さんに激痛を与えるものになったのだと思います。今回の決算は、こうした問題点を多く含んだものであり、断固反対をいたします。私は合志市が来年度の保険料改定の際に、絶対に保険料を値上げしないこと、介護が必要になったときに市民が安心して介護が受けられるように、自治体独自で保険料利用料の減免制度を創設するなど必要な措置を講じること、合志市が市民の方が必要になったときに安心して介護を受けられる環境整備を急いで行うことを求めまして、討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。濱口正曉議員。 ◆13番(濱口正曉君) 13番、九思会の濱口正曉です。認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場で討論を行います。 私たちの社会は、現在急速に高齢化が進んでいます。高齢化に伴い介護を必要とする方の増加が見込まれていますが、少子化、核家族化などにより、家族だけで介護を支えることは困難な状況になっています。介護保険制度はこうした状況を背景に、介護を必要とする状態になっても、安心して生活が送れるよう、介護を社会全体で支えることを目的として平成12年4月にスタートして、現在17年を経過しています。スタート時と比べると、65歳以上の被保険者が1.5倍に、サービス利用者数は3倍に増加しており、3年ごとの事業計画の見直しや保険料の見直し、そして介護報酬の改定が行われています。平成28年の歳入歳出の実質収支額は予算内に納められ黒字決算となっています。今後介護サービスの利用が年々増加する傾向にあり、厳しい財政運営が続くと思われます。このたびの保険料値上げを、一部所得の多い層にお願いすることは致し方ないところもあると思われます。健康都市こうしを進める中で、元気サポーター育成を平成28年度より開始されたことは、高齢者の居場所づくり、さらには生きがいづくりとして将来成果が出てくると思われます。その上で、平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算は適正に処理されており賛成するものです。 議員の皆様のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算に対して、反対の立場から討論を行います。 先ほどの反対の討論からもありましたように、2015年4月からの改正介護保険制度が成立したことによって、段階的ではあれ、条件によって利用者の負担が2割になりました。1割から2割ということですが、実際には負担が倍増するということになります。こうしたその前の段階で、2014年の6月に成立した医療・介護総合確保法があり、それによって安上がりな介護保険サービスや互助、ボランティア、地域の助け合いなどの受け皿、地域包括ケアシステムを構築するという中で、公然と公費の抑制を目的として、医療、介護というのが打ち出されており、特に介護保険については先ほども出ましたように、要支援者の保険外しや、特別養護老人ホームの入所者を要介護3以上に限定するなど、徹底した給付抑制と地域包括システムの名のもとに自助、共助を強調し、かつての日本型福祉社会論を彷彿させる介護の社会依存、家族依存の方向が鮮明にされており、今回の決算の中でもそのことが伺えております。さらに、この2割負担がさらに3割へともくろまれており、こうした今の社会の所得間格差、貧困問題と絡み、介護保険の利用に対しては、離反を招きかねない危機的な状況が現状としてあると思います。先ほども言われましたように、まさに介護の商品化が進み、介護の社会化は大きく後退するのではないかというふうに危惧するものです。 こうした観点により、今回の認定第3号 平成28年度介護保険特別会計歳入歳出決算については反対を表明したいと思います。 議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、認定第3号の討論を終わります。 次に、認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありますので、発言を許します。 まず、委員長報告に反対の討論を許します。濱元幸一郎議員。 ◆9番(濱元幸一郎君) 9番、日本共産党の濱元幸一郎です。私は認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、反対の立場から討論を行います。 後期高齢者医療制度そのものが、高齢者を年齢で差別をして給付を抑制し、負担を増やしていくという問題のある制度であります。制度そのものに反対をする立場から、本決算につきましても反対をいたします。 執行部から議案が提案をされたあと、私たちは委員会に付託をされて、そこの審議を経て、最終日、この本会議の場で討論を行い採決を行います。今回委員会審議の中で明らかになったのは、この後期高齢者医療保険料を納めることができずに、短期保険証を発行されている高齢者の方々が、平成29年4月更新時になんと17名にものぼるという事実であります。委員会の審議の中で私が感じたのは、自治体の姿勢であります。合志市には住民の福祉の増進を図るという地方自治法に明記された最大の役割があります。こういう役割がありながら、こうした75歳以上の方々の高齢者の皆さんが、安心して医療を受けられるような制度を本来つくるべきであるはずなのに、制裁措置である短期保険証を発行して平気であるということが非常に残念でありました。健康福祉部局の改めて仕事に対する姿勢をですね、見直していただきたいと思います。これまで日本を支えてきた高齢者の方々にこそ、安心して老後を送れるように、手厚い医療や介護の体制を提供することこそ政治の責任ではないでしょうか。制裁措置となる短期保険証の発行は、合志市は直ちに中止をすべきであります。本年度から保険料の軽減のための特例措置が段階的に廃止をされることになりました。既に後期高齢者医療保険料は値上げをされています。私は年齢で差別をする後期高齢者医療制度は直ちに廃止をすること、安心して医療にかかれる環境を整備することが求められていると考えますので、今回の決算につきましても反対をいたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に賛成の立場から討論を許します。大住清昭議員。 ◆5番(大住清昭君) 5番、大住です。認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきまして、賛成の立場から討論を行います。 老人保険制度が廃止され、かわりに始まったのが後期高齢者医療制度であります。平成20年4月から制度が開始され、9年が過ぎました。医療制度としましても定着をしており、高齢者が安心して医療にかかれる仕組みを国民みんなで支える制度となっております。後期高齢者医療特別会計は、この医療制度に基づく適正な事務事業の執行であると認められます。 したがいまして、認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に賛成するものであります。 議員の皆さんのご賛同をお願いし、私の賛成討論といたします。 ○議長(吉永健司君) 次に、委員長報告に反対の討論を許します。神田公司議員。 ◆14番(神田公司君) 14番、神田です。認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、反対の立場から討論を行います。 この医療制度そのものについては、この間ずっと一貫して反対を唱えております。その医療制度の考え方、制度設計については心から反対をしたいと思います。 それとまた、決算資料の説明のところにも明らかなように、後期高齢者医療広域連合の納付金が5億円余り支出されております。実にこれは後期高齢者のこの歳入歳出決算の中で言えば、歳出の約99%以上を占めるものになっています。こうした簡単な決算書でこの医療制度の実態がつかめないのが現状であり、こうした制度のあり方そのものについて強く反対を申し上げて、認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について反対を表明いたします。 議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(吉永健司君) 以上で、認定第4号の討論を終わります。 次に、認定第5号 平成28年度合志市下水道事業会計決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで認定第5号の討論を終わります。 次に、認定第6号 平成28年度合志市水道事業会計利益の処分及び決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで認定第6号の討論を終わります。 次に、認定第7号 平成28年度合志市工業用水道事業会計利益の処分及び決算について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで認定第7号の討論を終わります。 次に、請願第3号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請について討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで請願第3号の討論を終わります。 これで討論を終了します。 これから採決を行います。反対討論のありました議案第34号、議案第36号、認定第1号、認定第2号、認定第3号、認定第4号の6件を除き、議案第35号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号、認定第5号、認定第6号、認定第7号、請願第3号、以上の12件を一括して採決します。 お諮りします。本12件に対する各委員長報告は可決及び認定並びに採択です。本12件は各委員長報告のとおり、決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第35号、議案第37号、議案第38号、議案第39号、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号、認定第5号、認定第6号、認定第7号、請願第3号、以上の12件は各委員長報告のとおり可決及び認定並びに採択されました。 これから、反対討論がありました議案第34号 企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第34号は委員長報告のとおり可決されました。 次に、反対討論がありました議案第36号 平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は可決です。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、議案第36号は委員長報告のとおり可決されました。 次に反対討論がありました認定第1号 平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は原案認定です。 本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、認定第1号は委員長報告のとおり認定されました。 次に反対討論がありました認定第2号 平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について起立により採決します。 本件に対する委員長報告は原案認定です。 本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、認定第2号は委員長報告のとおり認定されました。 次に反対討論がありました認定第3号 平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は原案認定です。 本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、認定第3号は委員長報告のとおり認定されました。 次に反対討論がありました認定第4号 平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてを起立により採決します。 本件に対する委員長報告は原案認定です。 本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の方は起立願います。                  〔賛成議員 起立〕 ○議長(吉永健司君) 起立多数です。 したがって、認定第4号は委員長報告のとおり認定されました。                ――――――○―――――― △日程第4 議員提出議案第7号 小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第4、議員提出議案第7号 小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。松井美津子議員。 ◆16番(松井美津子君) 16番、公明党の松井でございます。 議員提出議案第7号 小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める意見書の提出について 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 提案理由といたしまして、本件は合志市議会より、2020年プログラミング教育が必修化されることに伴い、国に財政措置支援を求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものでございます。 内容につきましては、2ページに記載をしております。 議員の皆様のご賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第7号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略することに決定しました。 引き続き、議員提出議案第7号についてを審議します。 これから討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第7号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第7号 小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第7号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第5 議員提出議案第8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度予算に係わる意見書」の提出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第5、議員提出議案第8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度予算に係わる意見書の提出についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。後藤修一議員。 ◆8番(後藤修一君) 8番、九思会の後藤修一です。 議員提出議案第8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度予算に係わる意見書の提出について 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出いたします。 提出理由については記載されてますように、本件は計画的な教職員定数改善の推進と義務教育費国庫負担制度の2分の1の復元を図るため、2018年度政府予算編成を国に求めるため、会議規則第14条の規定により提出するものです。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉永健司君) 提案理由の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件については、質疑の通告がありませんので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第8号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、委員会付託を省略することに決定しました。 引き続き、議員提出議案第8号について審議します。 これから討論を行います。 本件については、討論の通告がありませんので、これで議員提出議案第8号の討論を終わります。 これから、議員提出議案第8号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度予算に係わる意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本件は原案のとおり決定することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、議員提出議案第8号については原案のとおり可決されました。                ――――――○―――――― △日程第6 報告第9号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告」について ○議長(吉永健司君) これから、日程第6、報告第9号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題とします。 報告書の説明を求めます。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 報告第9号、この報告は、平成19年6月に成立しました「地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項」の規定に基づき報告するものです。 「1 健全化判断比率」については4指標ありますが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については、赤字額はありません。実質公債費比率については「4.2%」となっております。将来負担比率については、比率はありません。これらの4つの指標については、財政運営の黄色信号と呼ばれます「早期健全化基準」を全て下回っております。 「2 資金不足比率」については、水道事業会計、工業用水道事業会計、下水道事業会計のいずれも資金不足額はありません。 したがいまして、資金不足比率については、経営健全化判断基準の20%を下回っております。 「3 その他」についてですが、今、ご報告しました比率について、「算定の基礎となる事項を記載した書類」(抜粋)及び「監査委員による意見」は、別紙のとおりであります。 ○議長(吉永健司君) 報告書の説明が終了しましたので、これから質疑を行います。 本件について、お尋ねがありませんので、これで報告第9号は終了します。                ――――――○―――――― △日程第7 閉会中の所管事務継続調査の申し出について ○議長(吉永健司君) これから、日程第7、閉会中の所管事務継続調査の申し出についてを議題とします。 本件につきましては、松井総務常任委員長後藤文教経済常任委員長、西嶌健康福祉常任委員長、坂本武人予算決算常任委員長、池永議会運営委員長から、会議規則第113条の規定により先に配付したとおり、所管事務について継続調査の申し出があります。 これを承認することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、本件は承認されました。                ――――――○―――――― △日程第8 議員の派遣について ○議長(吉永健司君) これから、日程第8、議員の派遣についてを議題といたします。 本件については、お手元に配付しておりますとおり、熊本県市議会議長会の開催が計画されております。会議規則第170条第1項の規定により関係議員を派遣したいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、熊本県市議会議長会に関係議員を派遣することに決定しました。 なお、新たに議員派遣が生じたときや議員派遣する場合において、諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じる場合は、その変更にあたっては議長に一任をいただきたいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉永健司君) 異議なしと認めます。 したがって、新たに議員派遣が生じたときや議員派遣する場合において、諸事情により期間や派遣場所、または派遣議員等の変更が生じる場合は、その変更にあたっては議長に一任することに決定しました。                ――――――○―――――― ○議長(吉永健司君) これで、日程の全てが終了しましたので、議事を閉じます。 閉会するにあたり、荒木市長から発言を求められております。これを許します。荒木市長。 ◎市長(荒木義行君) 平成29年第3回合志市議会定例会の閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 提出をしました全議案とも承認・可決をいただき、誠にありがとうございました。 今回の議会の中で、3期目の出馬を表明をさせていただきました。私は1期目は、とにかく市長は精力的に、トップセールスマンにならなければならないと思っておりましたし、また難問課題もありました関係で、トップダウン方式というのを努めて私は発令をいたしました。職員は大変面食らったところもあったんではないかなと思っております。これは何故かと申しますと、実は合併というのが行われ、その中で新市建設計画を始め、いろんな計画が出されました。ところが、合併に携わった職員、これは市もそうであります。または県もそうでありますけども、徐々に定年をしてまいります。そうなりますと、この合併の目的が何だったのか。そしてどのような効果をもたらそうとしたのか。またはどんなまちづくりを、どのぐらいのスピードでやっていこうと考えていたのか。何となく希薄化が見えてきたというところがありました。中には合併後に採用になったという職員も当然出てくるわけであります。そうしますと、この合併が何のためにということすら疑問視しない。私はそういったものを見た時に、やはりこの合併というのは、市民のための合併であり、そしてこの合併の効果は、市民が享受しなければならない。これを努めて考えておった関係で、随所にトップダウンというのを、大変職員には申し訳なかったわけでありますけども発令をいたしました。しかし、2期目に入らさせていただいて、やはり市長が一人でするわけではありません。職員の理解と協力なくしては仕事は前に進みません。そういった反省の面からも、融和と協調というものを努めて私は演出をしてきたつもりであります。しかしながら、丸くなった分だけ国や県に対する物を言う市長というかたちが、自分自身でも封印をしてきたところもありまして、これが自身としてなかなかやはり市長が国や県に直接行って、物を、意見を言わなきゃいけないということをやはり反省し、さらに痛感をいたしたものでもあります。元来私自身は、物事の進め方ていうのは、非常にスピード感を持ったものじゃなければ認めることができない男であります。これは一つの考え方、また私の性格かもしれませんが、そういった決められた4年間の任期の中で最大の効果を出そうとすれば、どうしても急ぎ足になることは否めません。これは、市長としての当然の責務である、そのように職員にはお願いをしてきたわけでありますけども、なかなかそのへんの意思の疎通というのも難しいものがありました。議員からはそれぞれ必要な施策、予算、こういった提案、提言等がたくさん求められるわけでもあります。しかし、予算というのが、一つは単年度主義ということもあります。または、将来を見据えてと言ったときに、財政運営というものが、特に法人市民税等は特に内外等の経済というものを直視しないと、なかなか予測することが難しいというものもありました。やはり財政というのは、入りも厳しく、もちろん出すも効果的にということで、非常に窮屈な予算編成にならざるを得なかったということでもあります。結果、借金が減ることができて、また基金を増やすことができたというのは、今まで議員の方々もご存じのように、職員の給料等が削減をされたと。こういった過去の原因の中で基金が増えたということで、何らまちが発展をし財政力が豊かになったということではありません。また、私自身が考える中で、国の今交付税というのの考え方は人口減少、または少子高齢化社会を迎えてのその対応ということ、さらには中山間地対策ということに比重が置かれていることは、私も理解は示すものでもあります。全国の中でも人口が増というのは、本当に少ない自治体であります。その自治体の意見というのが過小評価されたり、中にはその対応というのが、私は努めて国としては冷たいんではないかと思うことがございます。こういったものに対しては、この地震からの復興というものもあわせて、強く強く要望をしております。また、一つの例と言えば、文科省。今、新しい小中一貫校をつくろうとしている中で、例えば200人の学校と1,000人の学校が同じ扱いを受けて、例えば減災、防災の中で、避難しなきゃならないという時に、廊下の面積が200も1,000も同じ扱いだということは、非常に私は不愉快だと思っております。やはり少しでも早く外に出ていくといった場合には、廊下の幅も、やはり人口の子供たちの増によって、本来左右されなければいけない。これが一律ということも文科省に対しておかしいと私は何回も今申し上げに行っております。このように、具体的な論破をしていかないと、ただ全国的にこういう運動をしよう、こういう要望を出しましょうと言ってもですね、結果として何年かかるのかわからないということになりますので、私は努めて論点整理をしながら、国や県に対して要請をかけているところでもあります。 しかし、なかなか思うようにハードルというのが下がらないというのが現状であります。そういった問題をさらに解決するために、3期目の挑戦、こういうことを表明させていただいたわけでもあります。 今回は決算議会でもあります。いろんなご要望、指摘をいただきました。これを次年度への予算にしっかりと反映させるということの責務と、さらに元気な合志市、そして活力のある合志市をつくるために、引き続き、国・県に物申す市長として、私は頑張っていきたいと思いますので、どうぞ議会の皆様方のさらなるご理解、そして各地域でのご活躍、そして何といってもこの合志市の発展にご尽力いただきますように、重ねてお願いを申し上げてご挨拶に代えさせていただきます。お世話になりました。 ○議長(吉永健司君) 平成29年第3回合志市議会定例会を閉会するにあたり一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は8月22日から始まり、本日22日まで32日間の会期でありました。本定例会では、平成28年度の一般会計、特別会計合わせて7会計の決算認定をはじめ、補正予算、条例の一部改正、請願のほか議員提出議案などが提出されたわけですが、議員各位にはこの間終始ご熱心にご審議を賜り、厚く御礼申し上げます。 また、市長はじめ執行部におかれましては、ご協力を賜り心から感謝申し上げます。 議案審議の過程で、あるいは一般質問などでいろいろな意見、要望がありました。市長はじめ執行部の皆様方には、これらの点を十分検討され、適切な市政運営にあたっていただきたいと思います。 早いもので、本年もあと3カ月余りとなりました。まだまだ日中は厳しい暑さが続いておりますが、時より涼しい風も吹くようになり、季節の変わり目を感じることができるようになりました。 また、先日は台風18号が日本列島を縦断し、各地に大きな被害をもたらし、台風が多く発生する時期でもあります。台風も含め自然災害に対する備えを再度確認していただき、市民の生命、財産を守るためにもなお一層執行部と市議会の協力体制の強化をお願いいたします。 結びに、議員並びに執行部の皆様におかれましては、健康には十分ご留意の上、市政運営、市民福祉の向上のためご活躍くださいますようお願いを申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。                  午後1時38分 閉会地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 合志市議会議長   吉 永 健 司 合志市議会議員   池 永 幸 生 合志市議会議員   坂 本 武 人            平成29年第3回定例会議案議決事件名一覧表 (市長提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │熊本県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及 │         │       ││ 1 │ 議案第33号 │                          │ 平成29年8月22日 │  原案可決  ││  │       │び規約の一部変更                  │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及 │         │       ││ 2 │ 議案第34号 │び活性化に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理 │ 平成29年9月22日 │  原案可決  ││  │       │に関する条例                    │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 3 │ 議案第35号 │合志市生坪・立割老人憩の家条例の一部を改正する条例 │ 平成29年9月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 4 │ 議案第36号 │平成29年度合志市一般会計補正予算(第3号)    │ 平成29年9月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成29年度合志市国民健康保険特別会計補正予算(第1│         │       ││ 5 │ 議案第37号 │                          │ 平成29年9月22日 │  原案可決  ││  │       │号)                        │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 6 │ 議案第38号 │平成29年度合志市介護保険特別会計補正予算(第1号)│ 平成29年9月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成29年度合志市後期高齢者医療特別会計補正予算(第│         │       ││ 7 │ 議案第39号 │                          │ 平成29年9月22日 │  原案可決  ││  │       │1号)                       │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 8 │ 議案第40号 │平成29年度合志市下水道事業会計補正予算(第1号) │ 平成29年9月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 9 │ 議案第41号 │平成29年度合志市水道事業会計補正予算(第1号)  │ 平成29年9月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成29年度合志市工業用水道事業会計補正予算    │         │       ││ 10 │ 議案第42号 │                          │ 平成29年9月22日 │  原案可決  ││  │       │(第1号)                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 11 │ 議案第43号 │財産の無償譲渡                   │ 平成29年9月22日 │  原案可決  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 12 │ 認定第 1号 │平成28年度合志市一般会計歳入歳出決算       │ 平成29年9月22日 │  原案認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 13 │ 認定第 2号 │平成28年度合志市国民健康保険特別会計歳入歳出決算 │ 平成29年9月22日 │  原案認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 14 │ 認定第 3号 │平成28年度合志市介護保険特別会計歳入歳出決算   │ 平成29年9月22日 │  原案認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成28年度合志市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決 │         │       ││ 15 │ 認定第 4号 │                          │ 平成29年9月22日 │  原案認定  ││  │       │算                         │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 16 │ 認定第 5号 │平成28年度合志市下水道事業会計決算        │ 平成29年9月22日 │  原案認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │                          │         │  原案可決  ││ 17 │ 認定第 6号 │平成28年度合志市水道事業会計利益の処分及び決算  │ 平成29年9月22日 │       ││  │       │                          │         │  及び認定  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成28年度合志市工業用水道事業会計利益の処分及び │         │  原案可決  ││ 18 │ 認定第 7号 │                          │ 平成29年9月22日 │       ││  │       │決算                        │         │  及び認定  │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (追加提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比│         │       ││ 19 │ 報告第 9号 │                          │ 平成29年9月22日 │  報告終了  ││  │       │率の報告                      │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (請願・陳情)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│ 20 │ 請願第 1号 │熊本地震被害者の住宅再建に関する請願書       │ 平成29年9月22日 │  継続審査  │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │       │教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元を│         │       ││ 21 │ 請願第 3号 │                          │ 平成29年9月22日 │  採  択  ││  │       │はかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請│         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘ (議員提出)┌──┬───────┬──────────────────────────┬─────────┬───────┐│一連│       │                          │         │       ││  │ 議案番号等 │     事       件       名     │  議決年月日  │ 議決の結果 ││番号│       │                          │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │「森友学園疑惑加計学園疑惑の真相究明を求める意見 │         │       ││ 22 │       │                          │ 平成29年9月22日 │  否  決  ││  │ 議案第 6号 │書」の提出                     │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │「小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を│         │       ││ 23 │       │                          │ 平成29年9月22日 │  原案可決  ││  │ 議案第 7号 │求める意見書」の提出                │         │       │├──┼───────┼──────────────────────────┼─────────┼───────┤│  │  議員提出  │「教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元│         │       ││ 24 │       │                          │ 平成29年9月22日 │  原案可決  ││  │ 議案第 8号 │をはかるための、2018年度予算に係わる意見書」の提出 │         │       │└──┴───────┴──────────────────────────┴─────────┴───────┘...